転職で失敗しない為に必要な事。男性スタイリストの美容師からの転職経験談。>美容師の考え方と会社員の考え方の違い

会社という組織であれば、他人をサポートしていく
と言う考え方で働いているでしょう。
周りと協力をして、仕事をする、
協力して何かを成し遂げる、
協力して目標を達成するなど
組織としての行動では基本ですね。
逆に美容師は、組織としてのつながりなんかを
あまり求めていない印象が強いです。
このサイトを初めから読んでくれている方は納得して下さる
と思うのですが、個人主義な人間が美容師には多いのです。
あくまでも私が男性美容師として勤めてきた
経験上でのことですが…

自分のこだわりを、ひたすらにどこまでも追及していく、とか
個人の主張が強く、割とドライな人間が多いような印象でした。
もちろん、てんでバラバラと言う訳ではなく
横のつながりも先輩・後輩の関係も、しっかりありました。
人によって得意なスタイルだったり、接客の仕方であったり
もちろん美容師として得意とするカットや技量の違いがあります。
これは、周りがとやかく言うことではなくって
お客さんが判断することなんですよね。
極端に言ってしまうと、好みであるかないか、かもしれません。
とは言っても、お店としての決まり事を守らなければ
注意もされますし、
ダメなことに対してはきちんと指摘もされます。

こうやって書いている自分自身も、どちらかと言うと
ドライなタイプで自分のこだわりをひたすら追求するのが
好きな人間です。
ただ、今思う事は美容師をやっていた時が
今のような会社員を経験して
多くのことが変わった今の考え方で仕事が出来ていたらなって
凄く思います。
数字ももっとのびたかもしれませんし、
仲間や後輩ともっといい関係が築けたんじゃないかなぁ…と
感じています。

これは間違いなく会社員になってからの方が
人して成長できたと感じているからです。
そして、個人的な考え方から、組織の一員としての
考え方も吸収できた訳ですから、
美容師の時の考え方が
凄く一方通行だったのだなと感じます。
会社という組織に入ってみなければ、
一生気付けなかったことかもしれません。