転職で失敗しない為に必要な事。男性スタイリストの美容師からの転職経験談。>企業の待遇と美容室の待遇の大きな違い

今も日本のどこかで、
新しい美容室がオープンしているかもしれません。
皆さんは、美容室がだいたい何軒くらいあるがご存知ですか？
コンビニよりも多い、なんて聞いたことはありませんか？
事実、コンビニよりも多いのです。
コンビニはだいたい、4・5万軒あります。
「　それより多いの？　」と驚かれるかもしれませんが、
美容室は30万軒以上あるのです。
すごい数ですよね。

美容を取り巻く環境は、日々変化していて
今は男性が美容室に行く、
なんていうのも当たり前になりつつあります。
女性の方では、ネイルサロンやまつ毛のエクステのお店など
急激に増えていますよね。
そういったお店のオーナーさんやトップの方達は、やはり
年長者の方が大半だと思います。
昔よりも若いオーナーさんが増えてきて、
新しい感じのお店も目にするかと思いますが、
まだまだごく一部の方達だと思います。
若いオーナーさんは、いきなり複数の店舗を展開するのは
難しいでしょうから、大型店舗と経営面で対等にやっていくのは
そう簡単はことではないでしょう。

新しい感覚のお店や、お客さんのニーズに合わせた美容関係の
お店はどんどん増えていると思いますが、
美容師の労働環境というのは
昔から変わっていないのが、現状でしょう。
待遇やお給料の面においても、まだまだ厳しい
と言わざるをえません。
良くなってきてる、と言われても
社会保険に加入している美容室は
美容師業界のわずか数％ほどです。
100軒ある美容室の２，３軒だけですよ。
本当に少ないですよね。
今働いている美容師さんのためにも、これから美容師を
やっていこうと思っている人たちにとっても
いい環境に整えていくことが急務だと感じています。

美容師という社会的地位がなかなか上がらないのも
安売りや、技術レベルの低下ということが大きく関係しているんでは
ないかなと私はおもいます。
自分たちで自分たちの首を絞めているんですね。